ホームコーヒーと健康コーヒーの健康への影響

コーヒーの健康への影響

コーヒーの健康への影響

コーヒーは健康にいい? 悪い?
コーヒーとカラダの関係



コーヒーとがん、糖尿病

コーヒーを飲む事によってがんを抑える事が実験で研究されつつあります。
国立がんセンターによる調査では、日常的にコーヒーを飲む人の肺がん抑制作用が確認されています。 また肝がんにおいても毎日コーヒーを飲む人と、ほとんど飲まない人では、 肝がんになる割合は毎日飲む人は飲まない人の半分に減少することが確認されました。 http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/274.html
(参照URL)

ところが膀胱がんではコーヒーを飲むとがんが発症するリスクが高くなっています。
コーヒーを1日1杯以上飲むグループでほとんど飲まないグループの2.2倍膀胱がんのリスクが高く なっています。
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/339.html
(参照URL)

糖尿病でもコーヒーを飲む事によって発症のリスクが下がるという調査がでています。 http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/352.html
(参照URL)

このような調査を見る限り、健康に良いか悪いかといったら両面ありますが、がぶ飲みしないで節度を 守ってコーヒーを飲むなら、コーヒーを飲んだ方がメリットが多そうです。 またカフェインを気にするならデカフェもあります。

 

動脈硬化の予防

ある調査によると毎日コーヒーを飲む人は、ほとんど飲まない人よりHDL(善玉)コレステロール値が高いといっています。
善玉コレステロールは古いコレステロールを肝臓に送る働きがあり、これによって動脈硬化を予防できることを示しています。防衛医科大学の近藤春美氏も「第14回コーヒーサイエンスセミナー」の中で「コーヒーはマクロファージ(白血球の一種)からのコレステロール引き抜きを促進してHDL機能を改善し、動脈硬化性疾患を予防していると考えられる」としまた、その予防効果にはコーヒー中のポリフェノールが寄与する可能性が示唆されるとも述べています。

 

集中力の増加

コーヒーを飲む事によって単純作業の遂行能力を向上させることが一般に知られています。カフェインによって集中力が維持され、精神的な疲労が緩和されるためです。
ただし、複雑で未経験の仕事では成績が下がるようです。これはカフェインが早く仕事をこなさせるが、注意力は下げる事を示しているようです。
要するになれている仕事の時はコーヒーを飲んで、新しい仕事を与えられた時は慣れるまではコーヒーを飲まない方が仕事をうまくできるということでしょう。
午後の仕事はお昼ご飯もとった後でウトウト眠くなります。そんな時は20分くらいの昼寝をするのがいいと言われていますが、その直前にコーヒーを飲みましょう。
昼寝をする直前にコーヒーを飲むと、カフェインの効果が現れるのに20〜30分かかるため、仮眠ができないということもなく起きた時には頭がちょうどリフレッシュされた状態になっています。

 

眠気をおさえる

コーヒーは覚醒作用があります。
眠い時にコーヒーを飲む事によって眠気が覚めるのは多くの人が体験していると思います。
それはコーヒーに含まれるカフェインが中枢神経などを刺激して、軽い興奮状態を引き起こすためです。
ただそれと同じように睡眠を妨げる事も知られています。
カフェインの量は焙煎の状態によっても変化します。深煎りのコーヒー(色が濃い方)の方がカフェインは少なくなります。
いわゆるアメリカンコーヒーは浅煎りなど色の薄い豆を使用したコーヒーですが、意外かもしれませんが、こちらの方がカフェインの量は多くなると言われています。
エスプレッソコーヒーやカフェオレは深煎り豆を使用しています。従って、夜寝る前などはエスプレッソコーヒーやカフェオレを飲むのがおすすめです。

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